2021年にようやく日本Amazonでも商品動画が掲載可能となりました。
今後動画の需要はさらに高まり、2022年には、消費者のインターネットトラフィックの82%以上をオンラインビデオが占めると言われています。
多少落ち着くかなと思われていたYoutubeやTikTokの勢いも止まることを知らないですね。
この記事ではAmazonの商品動画についてそのメリットや導入方法、どんな動画を作るべきかについて簡単にみていきます。

どうしてAmazonで商品動画を出す必要があるのか?

Amazonの商品ビデオを掲載することは、リスティングを最適化するための最良の方法の1つです。
商品詳細ページに動画を掲載することで、画像だけではアプローチできない潜在的な顧客を獲得する機会を得られます。

もちろん、ただ動画を出しさえすればいいわけではありません。質の高い動画が求められてきます。
質の高い動画というのは、商品の特徴や利点を強調し、その用途を示すものです。何ができるのか、どのように機能するのかを深く掘り下げて説明する必要があります。さらに競合製品との比較で、自社製品がどのような点で優れていてどういったオリジナリティを持っているのかを明示することが重要になってきます。

動画は大量の情報を素早く提供することができます。
その商品についてどう感じるべきかを伝え、購入者がまさに欲しいものを手に入れることができることを示す最大のチャンスです。製品の価値、用途、ブランド情報、独自のセールスポイントを示す最良の方法です。
現代ではみなさん動画を見ることに慣れているので非常に効果的なアプローチが期待できます。
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Amazon商品動画を出すメリット

Web Retailerによる調査では、商品動画にはいくつかの点で購入者にメリットがあると報告されています。

・96%の消費者が、購入の意思決定をする際に動画が役立っていると考えている。
・79%の消費者が、商品説明のテキストを読むよりも動画を見て商品の情報を得たいと考えている。
・適切な商品動画は、販売転換率を80%以上高めることができる。
・72%の消費者は、製品やサービスについて動画で学ぶことを望んでいる。
非常に効果的なのが数字でわかりますね。

商品動画でネガティブなレビューが減らせる

さらに動画の利用は、ネガティブなレビューの数を減らすことにもつながるということも重要です。
どういうことかというと、動画によって商品の情報を画像やテキストより多くの情報をよりリアルに提供することができます。
それにより、購入者はテキストや画像では判断しづらい十分な情報を得た上で商品購入の決断する可能性が高まります。
つまり、購入者が期待していなかった商品を買う機会が減り、結果として悪いレビューが入りづらいということです。
逆にいってしまうと動画の出来が悪かったり、動画での情報が足りないと悪いレビューも入ってしまうということです。

Amazonで商品動画は誰でも出せるのか?

商品動画は、すべてのAmazon出品者が利用できるわけではありません。
2022年5月現時点では、主に2つのグループで利用可能です。

1.大口出品者で、かつAmazonのブランド登録済みの出品者。セラーセントラル内のA+コンテンツを通じて利用することができます。
2.ベンダー:ブランドを所有し、Amazonに卸売りを行っている製造業者。ベンダーの場合、動画はベンダーセントラル内のA+ コンテンツから利用できます。

未登録のブランドやブランドを持っていない場合は、レビュアーが投稿した動画がレビュー内に掲載されます。

このことからわかるのは、Amazonと商品動画について、Amazonは信頼のおけるブランドに最高の機能を提供することに注力しているということです。
ブランド登録には他にも様々なメリットがあるので是非一度目を通してみてください。

 

Amazon の商品に動画を追加するには、いくらかかるか?

ブランド登録済みの出品者の場合、出品またはAmazonストアフロントへの商品動画の追加は無料で出来ます。

注意しなければいけないのは、ベンダーの場合です。
ベンダーは商品ビデオを使用するには追加料金を支払う必要があります。
これはプレミアムモジュールとみなされ、1つの親ASINをカバーする詳細ページごとに約1500円の費用がかかります。

もちろん、カスタマーレビューに投稿された商品動画は無料ですが、これは直接コントロールしようとして出来るものではありません。

動画の制作費については、高品質の商品動画は以前より安く制作できるようになりました。
カメラ、編集、照明技術の進歩により、ビデオは非常に費用対効果の高いものとなっています。

動画は制作会社に依頼するべきか、それとも自分で作ったほうがいいか?

自社ブランドの商品動画を制作する場合、自社で動画を制作するか、Amazon商品動画を専門に扱う制作会社や代理店に動画制作を委託するか、大きく2つの選択肢があります。
どちらを選ぶかは、最終的には予算、時間的制約、社内担当者と代理店や制作会社の専門性によって決まります。
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よほど時間に余裕があり資金に問題がある場合を除き、基本的にほとんどのセラーにとっては、ビデオ制作のプロに委託することが最良の方法です。
動画制作のツールや機材が簡易化したとはいえ、まだまだ質の高い動画を撮るのはハードルが高い行為です。
動画制作依頼すると想像より高額になってしまいますが、動画によって増加する売上で十分に回収することができます。

しかし、制作会社に依頼する際にも注意が必要です。
動画の出来上がりを可能な限り高品質にするために、制作会社に丸投げするのではなく、動画制作のプロセスに深く関与する必要がある点です。
では一体どういった動画を作成して貰えばいいでしょうか?

商品動画の制作前の計画では、何を考えるべきか?

ブランドの最新商品であれ、ジブリの超大作であれ、どんな形式の動画制作でも、事前のプランニングが成功のカギを握ります。

商品動画の場合、ブランドと商品をどのように見せたいか、商品情報をどのように盛り込むかを慎重に検討することが重要です。以下の点に入念に注意してください。

・ブランドをどのように位置づけ、どのように表現するのか。(ハイエンドなのか、大衆向けの製品なのか。)
・製品の特徴やメリット、消費者のどういった問題(悩み)を解決できる商品か?
・顧客が商品を理解し、買いたくなるような見せ方は何か?
・よくある質問と、それに映像の中でどう答えるか?
・製品のバリエーションは十分あるか?
・ブランディングが一貫してブレていないか?

動画の脚本はどのように書いたらいいか?

動画を作成したことがない人には、”そんなに難しいことだろうか?”と思うかもしれませんが、動画の脚本を作るのはかなり難しいです 。(特に短い動画)

Amazonの商品動画の理想的な長さは1分未満ですが、もう少し長くてもかまいません。
しかし、2分を超えてしまうと、動画のインパクトや注目度は下がってしまいます。
目安としては1分ですが、「短ければ短いほどいい」です。

1分間の動画の脚本では、単語と画像が重要になってきます。
製品、利点、用途を紹介し、魅力的で適切な画像と同期させながら、紹介する必要があります。
製作会社に依頼する場合は構いませんが、自分で作る場合は、フォントにも気を遣ってください。見栄えとしてかなり重要なファクターになってきます。

自分で作るのが難しい場合は、プロの脚本家やコピーライターを雇い、メッセージを絞り込み、説得力のあるビジュアルとストーリーで表現してもらうのもいいです。
そこまでするのが難しい場合は、Amazon商品動画専門の制作会社で相談しながら作成してくれるところを探すのがいいです。

また、ナレーションについても検討する必要があります。カメラに映るナレーター、あるいはカメラに映らないナレーター。もしくはナレーションは一切なく、画像、キャプション、グラフィックでストーリーを伝えるのか?
さきほどの事前プランニングで決めた目標を考慮し、理想の顧客に正しい情報を伝えるために最も適した形式を選びましょう。

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撮影を開始する前に準備するものは何か?

動画を自分で制作する場合でも、プロの制作会社に依頼する場合でも、撮影前に準備しておかなければならないことがあります。

・ブランドロゴ
動画に挿入する高品質なロゴのデータ、または物理的なロゴを準備してください、どんな商品でもほぼ必ずブランドロゴは入ること間違い無いです。
・商品画像複数
動画の制作を依頼する場合にも商品の画像などが必要になってくる場合がほとんどです。
現在は商品の静止画と動画素材を組み合わせたような動画が主流で商品本体の動画を撮影依頼すると高額になってしまうかと思います。
・撮影場所、機材
自分で撮影を行う場合は、場所と機材を準備も必要となります。
最新のものであればスマホでも十分ハイクオリティな動画は撮影可能です。

・撮影する商品
使用中の商品を撮影したり、思わぬ傷に対処するために撮影用の商品のコピーは複数用意していた方が無難です。

商品動画の技術的要件(フォーマット)は?

Amazonプラットフォーム上の他のすべてのコンテンツと同様に、商品動画に関しても、Amazonは非常に具体的なガイドラインを設けています。

ビデオ編集ソフトウェアから、利用可能な最高品質設定でファイルをエクスポートしてください。
使用可能なファイル形式は、3GP、AAC、AVI、FLV、MOV、MP4、およびMPEG-2です。Apple ProResファイル形式は避けてください。

サムネイル画像は、アスペクト比16:9、1280×720ピクセル以上(1920×1080が望ましい)のJPEGまたはPNGファイル形式であること。

さらに詳しいガイドラインはAmazon公式を参照してください。

Amazon商品動画についてまとめ

この記事ではアマゾンの商品動画についてそのメリットや導入方法、どんな動画を作るべきかについて簡単にまとめてきました。
日本Amazonでの商品動画掲載はまだ始まって日が浅いですが、今後拡大していくこと間違いなしです。
すでに先行開始されていたアメリカAmazonで具体的な数字も出ています。
商品動画をいち早く取り入れてライバルと差をつけていきましょう。

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